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株式会社グリスタ・IDENSILに関する最新情報をお知らせいたします。
#72 年末年始の“生活の乱れ”をヘルスケア事業者はどう扱う? ― データ・遺伝子情報を活かした個別化ヘルスケアの考え方
皆様、新年明けましておめでとうございます。
2026年もIDENSIL情報局をどうぞよろしくお願いいたします。
新年第1回目のコラムは、ヘルスケア事業者様に向けて、年末年始に起こりやすい生活習慣の変化を、
データや遺伝子情報をどのように活用し支援につなげるかという視点でお伝えします。
年始は、仕事も私生活も「昨年よりも良くしていこう」と気持ちが切り替わるタイミングですよね。
一方で、年末年始の実際の生活はというと…
- 外食やお酒の機会が増える
- 寝る時間がズレる
- 運動が減る
などなど、どうしても乱れてしまいがちなのは多くの方が経験したことがありますよね。
このとき、お客様の健康を目指すヘルスケア事業者としてつい伝えたくなるのが、
「食べすぎ注意!」「早く元の生活に戻しましょう!」といったメッセージです。
もちろん大前提は <おっしゃる通り> なのですが、このような伝え方だと、
「またダメだった…」「どうせ続かない…」「怒られそうだから行きたくない…」
と感じてしまうエンドユーザーもいらっしゃるのではないでしょうか。
年始は前向きな気持ちがある分、“ちょっとサボってしまった後悔”も強くなりやすい時期です。
だからこそ、ヘルスケア事業者側の“関わり方”で、継続率や関係性が大きく変わるのではないでしょうか。
年始の変化は「悪」ではなく「情報」
ひとつの考え方として、年始の生活の乱れは「悪いこと」ではなく、大事な情報です。
例えば、
- どんな場面で食べすぎてしまう傾向があるか
- どんな日程だと運動が抜けやすいか
- 何があると睡眠が乱れやすいか
こうした“生活のクセ”が見えやすいのが、年末年始のような長期休暇です。
つまり年末年始や長期休暇は、「その人の生活パターンが分かりやすく出るタイミング」です。
ここをエンドユーザーの失敗や後悔として終わらせるのではなく、次につなげる材料として扱えると、
ヘルスケアサービスとしての価値が大きく向上するのではないでしょうか。
再スタートの設計
年始に大切なのは、まずは、生活を整え直すきっかけをつくることです。
エンドユーザーに「できた/できなかった」を突きつけるだけではなく、問いかけを変えてみるのはいかがでしょうか。
- 「年末年始で、いつもと違ったのはどこでしたか?」
- 「一番影響が出たのは、食事・睡眠・運動のどれでしたか?」
- 「まず一つここから整えていきましょう」
このような問いに変えるだけで、エンドユーザーは“自分に寄り添ってくれている”と感じるはずです。
また、ここで“感覚”だけに頼らず“根拠”をもって整理できる材料があると、さらに整え直しやすくなります。
データや検査は「正解」ではなく「材料」
年始の変化を整理する材料として、体重や体組成、活動量、食事の記録など、日々のデータは役立ちます。
少し振り返るだけでも、「どこが崩れやすいか」「何から手をつけるとよさそうか」が見えやすくなりますよね。
ここで大事なのは、データや検査結果だけで正解を出そうとしないことです。
年始は気持ちが焦りやすく、「数値が悪い=自分はダメ」と受け取られやすい時期でもあります。
だからこそ、ヘルスケア事業者側は、データや検査結果を、
- できていない点を責める材料にしない
- 生活の傾向を言葉にする助けとして使う
- 次に何をするかを一緒に考える材料にする
というスタンスで扱うことが重要です。
実はこの考え方、遺伝子情報も同じです。
遺伝子データは生まれ持った体質情報としてとても参考になる情報ですが、評価や判断のためのものではなく、
「エンドユーザーに寄り添うための情報」です。
この位置づけが伝わるだけで、エンドユーザーの納得感や継続率が良い方向に変化していきます。
サービスの“伝え方”を整理したい方へ
「エンドユーザーへの伝え方、これでいいのかな?」
「注意ばかりにならず、前向きに続けてもらいたい」
「科学的なデータや検査結果を、うまくサービスの価値向上に活用したい」
「エンドユーザーの頑張りを、よりサポートしてあげられるようになりたい」
このようなお考えをお持ちのヘルスケア事業者様は、このタイミングで
一度サービス内容やエンドユーザーとの関わり方について、整理してみてはいかがでしょうか。
今日のIDENSIL情報局は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
株式会社グリスタは個別化ヘルスケアに特化した遺伝子分析サービス「IDENSIL(イデンシル)」の開発メーカーです。
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